VS Cocdeで複数のGitHubアカウントを使う設定

仕事とプライベートで、GitHubアカウントを別々に持っている方もいらっしゃると思います。プライベートのアカウントで、仕事で使っているリポジトリにPushしちゃった等々おきないように設定しておきましょう。

どんな人向け?

一応プライベートも仕事もVS Codeを使っていますが、違うソフトを使っている方も同じようにできるはずです。

  • プライベート・仕事で、別々のGitHubアカウントを持っている
  • 一回設定して、あとはあまり意識しないでいつもどおり使いたい

を実現します。

「VS CodeにGitHubでソース管理をしているワークスペースがすでに有る」

状態から解説します。

設定方法

VS Codeで、ワークスペースを開く

そして、ターミナルを開くとプロジェクトのルートディレクトリで開くと思います。

現在の設定を確認

下記コマンドで、現在の状態を確認します。

$ git config user.name

ここで表示されたユーザネームが、VS Codeで開いたプロジェクトで使用するGithubアカウントになります。

ちなみに、メールアドレスも

$ git config user.email

で確認しておいてください。

プロジェクトに紐づくGitHubアカウントを変更

上記確認方法で、希望するアカウントが表示されなかった場合は、変更が必要になります。

変更方法は簡単。下記コマンドで変更してください。

$ git config user.name 紐付けるGitHubアカウントのユーザネーム --local

そしてメールアドレスも

$ git config user.email 紐付けるGitHubアカウントのメールアドレス --local

そして、上記確認方法で再度確認してみてください。変更できていれば成功です。

--local

をオプションでつけることで、今開いているプロジェクトに対してのみ有効となります。

後処理

後は、変更したくない方のプロジェクトも開いてみて、確認してみてください。

そちらの方は変更していないので、元のままのGitHubアカウントが表示されるはずです。

コマンドメモ

やりたいことコマンド
リンクしているリモートリポジトリを確認$ git remote -v
ユーザ名を確認$ git config user.name