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[review] ハンドルコントローラー G29 DRIVING FORCE

ロジクール製ハンドルコントローラー『G29 DRIVING FORCE(G29)』の騒音や収納についてレビューしてみた。

はじめに

このページではG29の駆動音や設置収納についてレビューする。

ハンドルコントローラー(以下ハンコン)は没入感が高く、一度体験するとコントローラーには戻れない。価格は高いものの断然おススメできる。その反面モーターの駆動音が結構うるさく設置・収納場所も必要で、家族等の同居人がいると気になるところ。
G29は発売からかなり経っており使用感に関するレビューは記事動画共に豊富だが、駆動音や設置収納に関する情報があまりなかったため、以前使用していたロジクール製ハンコンDrivingForceGT(以下DFGT)との比較も交えながらレビューしてみよう。

駆動音について

[モーター音]

ハンコンは起動時にセンター位置調整のため自動的にハンドルがぐるぐる回る。その際のモーター音は結構なもの。スマホの騒音測定アプリでG29DFGTの騒音レベルを計ってみた。

 G29…約50dB(静かなオフィス、換気扇から1mレベル)
 DFGT…約70dB(騒々しいオフィスレベル)

ちなみに普段運転時のモーター音も大体同じでG29はおおむね許容できるレベル。DFGTは寝た子も起きるレベルの駆動音がしていたので大分進化したといえる。

[ペダル音]

ペダルは3つあるがいずれも踏み込んだ状態から戻したときにゴンッと音がする。騒音レベルは50~70dB程度でアクセルペダルが一番大きい。音量がそれなりに大きい事とペダルという性質上、常に不定期に音がするわけで隣人にはこれが一番ストレスになるかもしれない。

[パドルシフト]

パドルレバーでボタンを押し込む形。ボタンはクリック音がするタイプで騒音レベルは40~50dB程度。一般的なマウスのクリック音と思ってもらえればよい。不定期にカチカチ鳴るので隣人の神経には触るかもしれない。AT車なら使わないので問題なし。

設置について

[ハンドル部]

ハンドル部のテーブル挟み部分は最大3.2cmまで開く。これより厚みのあるテーブルや台には挟めない。ハンドルのコードが内部に収納可能。

コード接続(ペダル、ACアダプタ、シフトレバー)はハンドル内部に接続。すっきりまとめることができる。

[ペダル部]

底面はゴムすべり止めが計8つ(前2、中4、後2)ついている。フローリングであればまず滑らない。底面前部にはオンオフ可能なすべり止めアリ。トゲ形状をしており必要に応じて出し入れできる。

上が出した状態で下がしまった状態。カーペットでは強力に固定できる。トゲ部分は結構固いのでカーペットによっては生地を痛めるかもしれない。なおペダル部のコードは内部にしまえない。ハンドル部にはあるのに、、、

収納について

コンパクトに収納するには購入時の箱にしまうのが一番だ(面倒だが…)。形状が特殊なので一般的な収納家具にしまうのは難しいのだ。箱の寸法は縦30cm×横43.5cm×高さ32cm。

専用の固定台について

ハンコンは様々な専用固定台が販売されている。ハンコンは設置と片付けがとにかく面倒だ。別記事でハンコン購入体験記を掲載しているのでそちらも参考にされたい。
https://techback.info/review-wheelstandpro

PS5でも使える

当記事の趣旨とはちょっと違うが、G29はPS5でも使える。

PS起動時にセンター位置調整が始まる点や、ゲームの使用感はPS4と一緒。騒音レベルも当然一緒だ。

ハンドル裏の切り替えスイッチ(PS3とPS4の切り替え)は、PS4側にしておこう。

PS3側だとセンター位置調整は始まるのだが、コントローラーとして認識されないので注意。

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