Windowsのタスクスケジューラは別コンピュータに対しても設定できる。離れたPCやサーバのタスクを確認したり仕込んだりできるので便利だ。その方法について紹介しよう。
別コンピュータのタスクスケジューラ接続方法
タスクスケジューラの起動方法
Windowsボタン横の検索欄にタスクスケジューラと入力する。
すると検索結果にタスクスケジューラが表示されるのでクリックする。
Windowsタスクスケジューラの基本的な使用方法は以下サイトが非常にわかりやすい。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1305/31/news049.html
別コンピュータへの接続方法
タスクスケジューラ(ローカル)をクリックし別のコンピュータへ接続をクリックする。
別のユーザーとして接続するにチェックし、ユーザーの設定をクリックする。
接続先コンピュータの管理者権限を有するアカウントのユーザー名とパスワードを入力する。
別のコンピューターにコンピュータ名またはIPアドレスを入力する。画像はIPアドレスで入力したところ。
正しく接続できるとタスクスケジューラ(ローカル)がタスクスケジューラ(接続先コンピュータ名)になる。
これで接続先コンピュータのタスクスケジューラが設定できる。
制限事項
便利な機能だが、以下条件を満たしていないと使用できないので注意。
- WindowsのエディションがPro以上。Homeエディションでは使用できない。
- 接続先コンピュータがネットワーク接続しており、Windowsが立ち上がっていること。
- 接続先の管理者アカウント情報を知っていること。Guestユーザや制限ユーザでは接続できない。