たまにタスクマネージャを開くと謎のプロセスがリソースを食っちゃってる事ってありますよね?今回はそのパターンの一つです。
WMI Provider Host のCPU使用率が高い場合の対処についてです。
WMI Provider Host のCPU使用率が常に高い
Windows11のPCが重い…常にファンが回りっぱなし。特に何も処理してないのですが…
タスクマネージャーを見たところ、WMI Provider Host が常時CPU使用率が高い状態です(20%~)
それにつられてか、全体の使用率も高止まりしています。
WMI Provider Hostって何?
WMI Provider Host(Windows Management Instrumentation Provider Host、wmiprvse.exe)はWindowsの重要なコンポーネントで、システム管理と運用のための情報を提供します。WMIは、ハードウェア、オペレーティングシステム、およびネットワークデバイスの状態や構成データを管理者やスクリプトに提供するための一連の規格とAPIです。
WMI Provider Hostは、このWMIデータにアクセスするためのプロセスとして機能し、システムの監視や他のソフトウェアによる情報取得など、様々な管理タスクを可能にします。例えば、システムのパフォーマンスを監視するソフトウェアがWMIを通じてプロセッサの使用率やメモリの状況を確認する場合、WMI Provider Hostがその情報の取得を助けます。
安易に停止させてしまうのもよろしくなさそうです。
対処方法
WMI Provider Hostを再起動します。私の環境ではコレで改善が見られました。
スタート → ファイル名を指定して実行 をクリック
Services.msc と入力してOKをクリック
「Windows Management Instrumentation」を選択して、サービスの再起動をクリックします。
警告が出ても構わず「はい」をクリック
筆者の環境だとCPU使用率はこれで一旦落ち着きました。
ただ、しばらくするとまたWMI Provider HostのCPU使用率が上がって重くなることがあります…
そんな時はめげずにもういちど再起動します。